年末年始の築地場外市場って、いつ開いているのかちょっと不安になりますよね。特に2025年〜2026年のスケジュールは、お正月準備や観光の予定にも直結する大事なポイントです。
この記事では、築地場外市場の年末年始営業時間や混雑を避けるコツ、ちょっと得する楽しみ方まで、スタッフ目線でぎゅっとまとめてお届けします。
年末年始の営業時間チェック(2025年→2026年)
まずは一番大事な「いつ開いているの?」からご案内します。ざっくり言うと、2025年は12月30日(火)が年内最終営業日、2026年は1月5日(月)から営業再開というスケジュールが目安になります。
2025年末〜2026年始の基本スケジュール
| 日程 | 内容 | 営業時間(目安) |
| 〜12月30日(火) | 年内最終営業日 | 多くの店舗が朝6時頃〜14時頃まで営業(一部は朝5時台から開店) |
| 12月31日(水)〜1月4日(日) | 年末年始休業期間 | 場外市場としては休業。ただし、一部店舗のみ営業している場合あり(自由営業日) |
| 1月5日(月) | 年始営業スタート | 目安として朝6時〜14時頃。年始数日は少し早めに店じまいするお店もあり |
※上記曜日表記は2025年〜2026年のカレンダーに合わせています。
「いつもと何が違うの?」ポイント
通常と同じく午前中メインの営業ですが、以下の点に特にご注意ください。
年末最終日は「品切れ次第終了」で早じまい多めです。
年始も数日は、普段より短縮営業のお店が目立ちます。
12月31日〜1月4日は市場全体としてはお休み扱いです。「あのお店目当てで来たのに閉まっていた…」というケースも本当に多いです。
最終受付・閉店時間には特にご注意を
年末の築地は午前中勝負です。13時を過ぎると、
刺身用の鮮魚や人気商品は完売で、店頭の片づけが始まり、実質クローズ状態
ということも多いんです。「お昼ごろ着いてからゆっくり回ろうかな?」だと、年末はかなり危険ゾーンなので、できれば午前中早めの時間(〜10時頃)に到着しておくと安心ですよ。
公式情報での“最終チェック”をお忘れなく
年末年始は、店舗ごとの判断で臨時営業・臨時休業や、想定外の時短営業もよくあります。出発前に、
- 築地場外市場の「運営カレンダー」
- 行きたいお店の公式サイトやSNS
- 総合案内所「ぷらっと築地」や、築地公式情報サイト・LINE「つきじGO!」
をチェックしてからお越しいただくのが、失敗しないコツですよ。
快適に楽しむための成功のコツ
「せっかく行くなら、ギュウギュウの人混みはなるべく避けたい…」という方、多いですよね。ここからは、混雑のピークと“ゴールデンタイム”をお伝えします。
混雑ピークの時間帯・日程
年末の築地場外市場は、12月28日〜30日が“超ピーク”です。特に29日・30日は、毎年“身動きが取りづらいレベル”まで混み合います。
時間帯でいうと、10時〜13時頃は、通路がノロノロ進行になるほどの大混雑です。おせち食材・かに・まぐろを求める買い物客と、食べ歩き&観光の方が一気に重なる時間帯です。
混雑を避ける「ゴールデンタイム」
「できるだけスムーズに買い物したい」という方には、次の時間帯がおすすめです。
- 早朝 6時〜8時頃:商品はたっぷり、通路もまだ歩きやすい時間帯で、年末でも比較的スイスイ歩けます。
- 年始(1月5日以降)の平日午前:年末ほどの混雑は落ち着き、ゆっくりお店と会話を楽しめます。
※ただし、朝9時までは「仕入れ優先タイム」というルールがあります。プロの料理人や買い付けの方が動き回る時間なので、邪魔にならないよう、通路の真ん中で立ち止まらないなどご協力をお願いします。
駐車場より電車がおすすめな理由
年末年始の築地周辺は、道路も駐車場もほぼ満車状態で、一方通行の多いエリアで車の出入りも時間がかかりがちです。
そのため、
- 都営大江戸線「築地市場駅」
- 東京メトロ日比谷線「築地駅」
から徒歩でのご来場が一番スムーズです。駅からはどちらも徒歩1〜3分ほどなので、電車利用がいちばん安心ですよ。
荷物・ベビーカーは「コインロッカー+ぷらっと築地」を活用
場外市場の路地はとても細く、スーツケースや大きなリュックがあると本当に動きづらくなってしまいます。そんなときの味方が、
- 場外市場内のコインロッカー
- 総合案内所「ぷらっと築地」での手荷物・ベビーカー預かり(有料)
です。「大きなキャリーバッグはロッカーに預けて、身軽に築地散策」これが快適さの秘密なんですよ。
この時期だけの特別な楽しみ(イベント・グルメ・福袋)
せっかく年末年始に築地に来るなら、「普通の日とは違う楽しみ方」も押さえておきたいですよね。ここからは、この時期ならではの魅力をご紹介します。
年末の“お買い得”と季節商品
年末の場外市場は、
- かに・えび・ぶりなどのお正月向け高級魚介
- 数の子・黒豆・かまぼこ・伊達巻といったおせち定番食材
がずらっと並びます。中には、年末だけの特価やまとめ売りをしてくれるお店もありますよ。
「今年はちょっといいお正月を…」という方は、まずは乾物店で“数の子・昆布・田作り”、次に鮮魚店で“刺身・焼き物用の魚”という順番で回ると、献立も決めやすく、買い忘れも防げておすすめです。
観光客に人気の“食べ歩きスポット”
年末年始シーズンも、食べ歩きグルメは大人気です。例えば、
- 玉子焼きの名店で串玉・厚焼き玉子
- その場で炙ってくれるホタテ・貝焼き
- サクッとつまめるマグロの串焼きや立ち食い寿司
など、寒い時期でも思わず笑顔になるメニューがたくさん。
ただし、通路での“ながら食べ”は危険なので、お店の前のスペースや指定された飲食可能エリアで召し上がってくださいね。
お正月準備に押さえたい老舗・専門店
お正月の食卓をワンランクアップしたい方には、数の子や昆布、乾物が充実した老舗乾物店や、調味料やだし専門の専門店がとても頼りになります。
例えば、場外市場には、おせちの味を決める“だし・醤油・みりん”専門のお店や、昔ながらの製法にこだわる練り製品のお店など、「ここに来れば全部そろう」という心強いお店が集まっています。
年末のイベントや福引きもチェック
例年、築地場外市場では、年末福引抽選会や冬のセール、限定イベントなどが開催されることがあります。2025年も、12月に向けて福引セールなどのイベント情報がすでに告知されていますよ。
イベント内容や開催日程は毎年少しずつ変わるので、築地場外市場公式サイトのお知らせや「ぷらっと築地」などの最新情報をこまめにチェックして、タイミングが合えばぜひ参加してみてくださいね。
年末年始の築地場外市場を賢く楽しむコツ
2025年〜2026年の築地場外市場は、
- 年内最終営業:12月30日(火)まで
- 年末年始休業:12月31日(水)〜1月4日(日)
- 年始営業再開:1月5日(月)から
というスケジュールが基本の目安になります。
そのうえで、
- 本気で買い出しするなら早朝6〜8時台
- 活気を楽しみたいなら9〜11時台(ただし混雑覚悟)
- 車より電車+コインロッカー利用で身軽に行動
このあたりを意識していただくと、ぐっと快適に築地を楽しんでいただけるはずです。
最後にもう一度だけお願いですが、「運営カレンダー」と各店舗の最新情報での事前確認は、どうかお忘れなく。これだけで、年末年始の築地旅の満足度が本当に変わりますよ。
年末年始の大切な1日を、築地場外市場で過ごそうかな…と思ってくださった皆さま、本当にありがとうございます。どうぞあたたかくして、早朝の築地の空気と、おいしい食材との出会いを存分に楽しんでくださいね。