2026年は元日が木曜日。1月4日(日)までノンストップで混雑が続くことが予想されるため、屋台巡りにも「戦略」が必要です。
「いつまでやってる?」「どこが美味しい?」「どう歩けばいい?」
そんな疑問をすべて解決する、2026年・川崎大師屋台グルメ完全攻略ガイドをお届けします!
屋台はいつまで?営業期間と時間の目安
川崎大師の屋台は、一斉に始まって一斉に終わるわけではありません。参拝客の波に合わせて、お店ごとに営業期間が変わります。
屋台の「出現率」カレンダー
| 期間 | 屋台の状況 | 2026年のポイント |
| 12/31夜 〜 1/4(日) | 出現率:100%(フル稼働) | 1/4が日曜日のため、最終日まで活気が維持されます。 |
| 1/5(月) 〜 1/12(月祝) | 出現率:70%(準ピーク) | 成人の日の連休までは、主要な屋台はほぼ残ります。 |
| 1/13 〜 1/20 | 出現率:30%(週末のみ) | 平日は激減しますが、週末は人気店が顔を出します。 |
| 1/21(初大師) | 出現率:80%(限定復活) | 新年最初のご縁日で、この日だけは再び盛り上がります。 |
営業時間の目安
元旦: 深夜0時から夜通し営業する店が大半です。
1/2・1/3: 朝10:00頃から、扉が閉まる19:30頃までがピーク。
1/4以降: 日没(17:00〜18:00頃)とともに閉まる店が増えてきます。
川崎大師で絶対に食べるべき「鉄板グルメ」3選
数え切れないほどの屋台が並ぶ中、これだけは外せないという“勝ち筋”をご紹介します。
【ボリュームの王様】じゃがバター
川崎大師のじゃがバターは、とにかく豪快!ホクホクに蒸し上がった巨大なじゃがいもに、セルフサービスでバターをのせ放題にするお店も多いです。
寒い中、湯気が立ち上るじゃがいもをハフハフしながら食べるのが最高のリセット術。明太子やマヨネーズなどのトッピングがあるお店を探してみてください。
【復活の味】もつ煮・煮込み
参拝の長い列で冷え切った体に、一番効くのがこれ。大鍋でクタクタに煮込まれたもつと大根は、出汁が芯まで染みています。
七味唐辛子をたっぷり振って、甘酒と一緒にいただく。これぞ「日本の正月」という贅沢な瞬間です。
【体験型名物】とんとこ飴(仲見世通り)
屋台ではありませんが、川崎大師といえば外せません。まな板を叩く「トントコ」というリズムに合わせて飴を切る実演販売は、見ているだけで運気が上がりそうです。
試食をさせてくれるお店も多いので、味を確かめてからお土産に。柔らかい「さらし飴」は、その場で食べるのが一番美味しいですよ。
効率よく回る!3大屋台エリアの攻略法
川崎大師の屋台は大きく3つのエリアに分かれます。それぞれの特徴を知って、迷子を回避しましょう。
仲見世通りエリア(食べ歩き・お土産ゾーン)
駅から境内へ向かうメインストリート。久寿餅(くずもち)屋や飴屋、お煎餅屋が立ち並びます。
「一方通行」になることが多いエリアです。
「お参りした後に戻って買おう」ができないため、目についたものはその場で買うのが鉄則。食べ歩きしやすいワンハンドグルメが豊富です。
境内エリア(お祭りゾーン)
大本堂の周辺、広い境内に所狭しと並ぶエリアです。
最も人が密集します。焼きそば、たこ焼き、お好み焼きなど「お祭りといえばこれ!」という王道が揃います。
参拝後に「やっと食べられる!」という解放感で、ついつい買いすぎてしまう魔のゾーンです。
大師公園エリア(ゆったり避難ゾーン)
境内のすぐ隣にある大師公園周辺にも屋台が出ます。
境内が混みすぎて「座って食べられない」時はこちらへ。
少し空間に余裕があるため、小さなお子様連れの方は、ここで落ち着いて食事を楽しむのが正解です。
屋台巡りを「格上げ」する3つの準備
行列の中、スマートに屋台を楽しむための小道具を準備しておきましょう。
小銭の山(100円・500円玉):屋台で1万円札を出すのは、自分もお店も後ろの人も大変です。ポケットにジャラジャラと小銭を入れておくと、お会計が数秒で終わります。
小さめのゴミ袋:食べ終わった後の串やトレイ、どこに捨てればいいか迷うことがあります。ゴミ箱が満杯なことも多いので、自分用の袋を持っていくとスマートです。
ウェットティッシュ:じゃがバターのバターや、お餅の蜜などで手がベタつきがち。水道を探すのも一苦労なので、必携アイテムです。
最高の1枚を撮るために
インスタ映えを狙うなら、時間は「早朝」か「日没後」です。
早朝(6:00〜8:00): 朝日に照らされた屋台の準備風景は、どこか神聖で活気があります。人も少なく、写真に他人が映り込みにくいのがメリット。
夕方以降(17:30〜): 提灯(ちょうちん)に明かりが灯り、屋台の熱気が湯気となって浮かび上がる景色は、最高にフォトジェニックです。
まとめ
2026年の川崎大師屋台巡り、成功の鍵は「1/4(日)までのフル稼働期間に、時間をずらして(早朝か夕方)挑むこと」です。
仲見世通りの賑わいに耳を傾け、立ち上る湯気の香りに誘われて、お気に入りの一品を見つけてください。