「お稲荷さん」として親しまれる伏見稲荷大社は、近畿地方でもトップクラスの参拝者数を誇るため、混雑対策は必須です。
新年、人混みに疲れるだけでなく「おいしい屋台」や「限定の御朱印」もしっかり楽しんでいただけるよう、2026年版の混雑回避ガイドをスタッフ目線でまとめました。
年末年始の営業時間と「24時間の落とし穴」
伏見稲荷大社は「24時間いつでも参拝できる」のが大きな魅力ですが、お守りや御朱印が欲しい方は時間に注意が必要です。
窓口の受付時間(予想)
例年の傾向から、2026年の正月期間も以下のようなスケジュールが予想されます。
| 項目 | 時間帯 | 備考 |
| 参拝(境内への立ち入り) | 24時間自由 | 千本鳥居なども夜間歩けます。 |
| お守り・お札の授与所 | 8:30頃 〜 閉所(日によって変動) | 大晦日から元旦にかけては夜通し開いている場合が多いです。 |
| 御朱印の受付 | 8:30頃 〜 16:30頃 | 正月期間は「書き置き(和紙)」のみになる可能性が非常に高いです。 |
注意ポイント:最終受付時間は早まる可能性あり
1月1日〜5日あたりまでは、混雑状況によって御朱印やご祈祷の受付が早めに締め切られることがあります。公式HPで直前の案内を必ずチェックしましょう。
【時間帯別】混雑ピークと回避の「黄金ルール」
300万人近い人が訪れるため、「時間選び」が成功の9割を決めます。
最大ピーク: 1月1日〜3日の 10:00〜16:00この時間は、駅から楼門まで進むだけでも一苦労です。
狙い目の「黄金時間」
早朝(日の出前 〜 8:00まで): 清々しい空気の中、最もスムーズに参拝できます。
夜間(20:00以降): 幻想的にライトアップされた千本鳥居を楽しめます。足元が暗いので懐中電灯(スマホのライト)があると安心です。
混雑を逃れる「裏ワザ」
「奥社奉拝所」の先へ進む: 有名な千本鳥居を抜けた先(おもかる石がある場所)からさらに奥へ進むと、驚くほど人が減ります。体力が許すなら、少しだけ山を登ってみるのがおすすめです。
コインロッカーを活用: 表参道南側の駐輪場内にロッカーがあります(小200円〜)。身軽になるだけで、人混みの疲れが半分になりますよ。
初詣の屋台(出店)と限定御朱印
屋台はどこに出る?
例年、大晦日から1月5日頃まで、参道を中心にたくさんの露店が並びます。
メインエリア: JR稲荷駅から楼門へ向かう「表参道」と、京阪伏見稲荷駅側からの「裏参道」周辺。
おすすめの楽しみ方: 参拝後の「温かい食べもの」は格別です。伏見稲荷名物の「すずめの串焼き」や「いなり寿司」を出す常設店も、正月は活気にあふれています。
2026年限定の御朱印は?
伏見稲荷大社では、過去に「新春特別の御朱印紙」が授与されたことがあります。
形式: 混雑緩和のため、あらかじめ紙に書かれたものを頂くスタイルが基本です。
チェック方法: 12月下旬頃に公式Instagramや公式サイトで発表されることが多いので、直前の確認をお忘れなく。
2026年正月のアクセス注意点
車でのアクセスは「絶対におすすめしません」。周辺は激しい交通規制が敷かれ、駐車場探しで数時間を無駄にする可能性があります。
正月限定の規制情報
令和8年(2026年)1月1日〜1月5日は、大社の「第2駐車場」が完全閉鎖されることが発表されています。
推奨ルート:JR奈良線「稲荷駅」:改札を出たら目の前が表参道です。
京阪本線「伏見稲荷駅」:賑やかな裏参道の商店街を楽しみながら歩けます。
まとめ
時間は「早朝」か「夜20時以降」を狙う。
御朱印は「書き置き」前提で、受付時間に余裕を持つ。
車は厳禁!JRか京阪の電車を利用する。
伏見稲荷大社の初詣は、しっかり計画すれば、屋台の活気と神聖な空気を両方楽しめる最高の体験になります。2026年があなたにとって素晴らしい一年になりますように!
「到着予定時刻に合わせた具体的な回り方」や「参拝後のランチスポット」などもお調べしましょうか?