2026年は元日が木曜日のため、週末にかけて人出が途切れにくく、「混雑で動けなくなったらどうしよう…」と不安になるお気持ち、よく分かります。
新年のご挨拶を「人疲れ」で終わらせないために、2026年版・熱田神宮の混雑回避ポイントを分かりやすくまとめました。
最初におさえる「時間の落とし穴」
「24時間参拝できる」と言っても、すべての窓口が開いているわけではありません。
ご祈祷の受付:8:30 〜 16:00頃
三が日は非常に並びます。ご祈祷を希望されるなら、遅くとも15:00には現地に到着しておくのが鉄則です。
授与所(お守り・御朱印):7:00 〜 日没頃
「お参りはできたけど、お守りや御朱印がもらえなかった」という失敗が最も多いです。日が暮れる前に用事を済ませるスケジュールを組みましょう。
【2026年】混雑ピークの予測
2026年はカレンダーの並び上、三が日が「木・金・土」で「日曜日」へと続くため、例年以上に混雑が分散しにくい傾向にあります。
| 日程 | 激混み時間帯 | 状況のイメージ |
| 12/31 深夜 〜 1/1 | 23:00 〜 2:00頃 | 二年参りで境内に入るまでが大渋滞します。 |
| 1/1 〜 1/3 | 10:00 〜 15:00 | 家族連れが最も多く、屋台も参道も人で埋まります。 |
| 1/4 〜 1/5 | 10:00 〜 16:00 | 日曜日・初えびすが重なり、規制も続くため混みます。 |
「早朝」が最大の狙い目
一番のおすすめは 6:00 〜 8:30 です。
この時間は空気も澄んでいて、神聖な雰囲気を独り占めできる瞬間もあります。授与所が動き出す時間(7時頃)に合わせると、お守りもスムーズに授かれます。
「入口」を使い分ける
多くの人がアクセスしやすい「東門(神宮前駅側)」に集中します。
あえて地下鉄(熱田神宮西駅)側の「西門」や、少し歩きますが「南門」側に回ると、入口付近の詰まりを回避しやすくなります。
本気で避けるなら「1/6(火)」以降
「お正月感」よりも「快適さ」を優先するなら、仕事始めを過ぎた1月6日(火)以降が最強です。驚くほど静かに、ゆっくりとお参りできますよ。
宮きしめんを賢く楽しむコツ
熱田神宮名物の「宮きしめん」。冬の冷えた体に温かいお出汁が染み渡りますが、お昼時は大行列になります。
攻略法: 開店直後か、15:00以降の「おやつタイム」にずらすと待ち時間を大幅に短縮できます。
耳より情報: 初えびす(1/5)に合わせて深夜営業を行う年もあるので、夜の参拝と合わせるのも通の楽しみ方です。
【超重要】車は「不利」です!
2026年の交通規制は例年以上に厳しく、「1月1日〜18日まで境内は全面駐車禁止」となります。
周辺道路も駐車禁止: 近くのコインパーキングを探してウロウロしている間に、規制で身動きが取れなくなるケースが多発します。
電車の勝ち: 名鉄「神宮前駅」、JR「熱田駅」、地下鉄「熱田神宮伝馬町駅・熱田神宮西駅」から歩くのが、結果として一番早くてラクです。
まとめ
車は諦め、電車で向かう。
ご祈祷・お守り希望なら「15:00」までに現地入り。
混雑を避けたいなら「早朝」または「1月6日以降」を狙う。
無理なく計画を立てて、新年から清々しい気持ちで「熱田さん」にお参りしてきてくださいね。