明治神宮のおみくじは、一般的な「大吉・吉・凶」とはちょっと違う“特別スタイル”なんです。
「どこで引けるの？料金は？混んでるの？」と不安になる前に、この記事でポイントを一緒に整理しておきましょう。
明治神宮のおみくじは「大吉・凶」がない？その特徴とは
運勢のランク付けがない「大御心（おおみごころ）」
まず一番の特徴からお伝えすると、明治神宮のおみくじには、大吉・中吉・凶といった“運勢のランク付け”がありません。
明治神宮のおみくじは、「大御心（おおみごころ）」と呼ばれる特別なものです。
中身： 明治天皇・昭憲皇太后がお詠みになった和歌が一首書かれており、その下にその歌に込められた教えや、人生の指針となるようなメッセージが添えられています。
目的： 「今年は運がいいか悪いか」を占うのではなく、「これからどう心を整えて、毎日を過ごしていくか」のヒントをいただくおみくじなんですね。
神様からそっと背中を押してもらえるような感覚で受け取っていただくと、ぴったりなイメージですよ。
初詣でおみくじが引ける場所と料金
では実際に、2026年の初詣で「大御心」を授かるにはどうすればいいのか、場所と料金、時間帯の目安を整理しておきましょう。
おみくじ（大御心）の基本情報
| 項目 | 内容 | 備考 |
| 授与場所 | 本殿横の御神札・御守り授与所付近 | 初詣期間中は、御守り・御札と同じエリアに臨時の特設テントが設けられることが多いです。 |
| 料金（初穂料） | 100円（例年） | 金額は変更の可能性があるため、当日案内をご確認ください。 |
| 授与時間の目安 | 8:00頃〜閉門時間付近まで | 混雑状況により、夕方前に受付終了となる場合もあります。 |
本殿での参拝を終えたあと、そのまま本殿横の授与所エリアへ進むと、お守り・御札・おみくじのエリアが見えてきます。「大御心」「おみくじ」の表示を探してみてくださいね。
混雑を避ける“ちょっとしたコツ”
おみくじを引くにも列に並ぶ必要がありますので、時間帯選びが大事です。
なるべく待ちたくない方： 授与開始が始まる8:00頃を狙って早めに行くのがおすすめです。
避けるべき時間帯： 三が日の日中（9:00〜16:00頃）は、参拝列と授与所の列が重なり、どうしても待ち時間が伸びがちです。
おみくじマナーと注意点
初詣期間の明治神宮は、とにかく人が多いです。おみくじを引くときにも、周りへのちょっとした気配りがあると、自分も周囲も気持ちよく過ごせますよ。
① 引いたあとの「大御心」はどうする？
明治神宮のおみくじは吉凶占いではなく、教えのこもった“おことば”を授かるものなので、基本的には持ち帰るのが正しい作法とされています。
お財布などに挟んで、悩んだときや落ち込んだときに読み返すのがおすすめです。
「どうしても結びたい」という方のために、境内にはおみくじ結び所が用意されていることもあります。その場合は、必ず専用の結び所を利用してください。神社の木の枝に直接結ぶのは、望まれていない行為です。
② 小銭の準備は事前に
おみくじの初穂料は例年100円です。授与所の前で、人混みの中お財布をガバッと開けて小銭を探すのは大変ですし、防犯面でも心配です。
参拝前や駅の売店などで、あらかじめ100円玉や小銭を用意しておく
このひと工夫だけで、列の流れもスムーズになって、自分も周りもストレスが減りますよ。
③ 列の流れを止めない・その場で長時間立ち止まらない
無事に大御心を受け取ると、その場でじっくり読みたくなってしまいますが、授与所付近は列が続いています。
受け取ったら、一旦その場から少し離れて読む
通路や列の横で立ち止まりすぎない
この2つだけ意識しておけば、初詣シーズンでもとてもスマートな振る舞いになります。
まとめ
最後に、明治神宮 2026 初詣のおみくじポイントをぎゅっと整理しておきます。
明治神宮のおみくじは「大吉・凶なし」の大御心スタイルで、和歌とメッセージを通して新年の心構えを授かるものです。
授与場所は本殿横の授与所付近、料金は初穂料100円（例年）です。
授与時間はおおむね8:00頃〜閉門時間付近ですが、混雑状況により早めに受付終了となることもあります。
混雑を避けたい方は、8:00頃の授与開始直後を狙うのがおすすめです。
引いた大御心は、基本的に持ち帰って何度も読み返すのが本来のスタイルです。
2026年の初詣では、明治神宮ならではの「大御心」を一つの新年の指針として、ゆっくり味わってみてくださいね。