毎年日本一の参拝者数を誇る明治神宮、2026年も三が日はかなりの混雑が予想されています。
この記事では、2026年の初詣について「いつ行けば少しでも空いているの？」「ピークは何時ごろ？」といった不安を、時間帯別・日程別にわかりやすく整理してお届けします。読むだけで、だいぶ気持ちがラクになると思うので、ぜひ最後までお付き合いください。
2026年・明治神宮 初詣の全体的な混雑レベル
三が日は「どの時間も基本的に混雑」を覚悟！
まず大前提として…明治神宮の初詣は、日本で一番人が集まると言われるレベルです。三が日だけで約300万人以上が訪れ、元日だけで100万人を超える年もあります。
- 1月1日〜3日は、時間帯に差はあっても「空いている」と感じることはほぼありません。
- 本殿前は入場規制がかかり、ピーク時には参拝まで1〜2時間待ちも覚悟したいところです。
「そんなに混むなら行くのやめようかな…」と思ってしまいますよね。でもご安心ください、混雑の“波”を知っておけば、待ち時間をかなり減らすこともできますよ。
開門・閉門時間の目安（例年）
2026年も、例年どおりであればおおよそ次のようなスケジュールになる見込みです。
| 日付 | 開門時間の目安 | 閉門時間の目安 | 備考 |
| 12月31日 | 6:40頃 | 0:00ごろ（終夜開放） | 大晦日〜元日は通しで参拝可能 |
| 1月1日 | 0:00 | 18:30頃 | 午前〜日中が最混雑 |
| 1月2・3日 | 6:40頃 | 18:00頃 | 日中は長時間の行列になりやすい |
| 1月4日以降 | 6:40頃 | 16:20〜17:30頃 | 徐々に落ち着き始める時期 |
※上記はあくまで「例年の目安」です。年により変更になることがありますので、実際にお出かけの前には必ず明治神宮公式サイトや「初詣特集」の最新情報をご確認くださいね。
【時間帯別】三が日の混雑ピークと狙い目
ここからが本題です。三が日（1月1日〜3日）の時間帯ごとの雰囲気と、少しでもラクに参拝するためのポイントをまとめます。
元日〜三が日の混雑イメージ
| 時間帯 | 混雑レベル（予想） | 状況と攻略ポイント |
| 0:00〜2:00 | ★★★★★（最大） | 【元日限定の超ピーク】 カウントダウン直後の「二年参り」集中。初めての方にはあまりおすすめできません。 |
| 2:00〜6:00 | ★★★★☆ | 終夜運転や始発を待つ方が多く、深夜としてはかなりの人出。0時台よりは落ち着きます。「どうしても年越し後」派ならこの時間がまだマシです。 |
| 6:00〜9:00 | ★★★☆☆〜★★★★☆ | 夜明け前後はいったん人が引きますが、初日の出とともに参拝客が増え始めます。元日は「6時前後〜8時」が三が日の中では比較的狙い目です。 |
| 9:00〜16:00 | ★★★★★（最大） | 三が日の日中ピーク。家族連れや観光客が一気に増え、本殿まで1〜2時間待ちになることも。とくに10時以降は非常に混雑します。 |
| 16:00〜閉門 | ★★★★☆ | 夕方にかけて人は徐々に減りますが、まだ十分に「人混み」です。とはいえ日中ピークよりはマシになるので、16:30〜17:00ごろは穴場時間帯のひとつ。 |
スタッフ目線の「ここが狙い目！」
三が日でも、できるだけ待ち時間を減らしたい方には、次の時間帯がおすすめです。
元日： 早朝6:00前後（夜明け直後、0時台〜3時台よりはスムーズな傾向）
1月2日・3日：
朝7:00〜9:00ごろ
夕方16:30〜17:00ごろ（閉門間際）
→ 「どうしてもカウントダウンで行きたい」というこだわりがなければ、0:00〜2:00の“修行級”ピークは避けていただくのがおすすめです。
混雑を避けるなら？「日程別」おすすめスケジュール
「三が日の大行列はさすがにしんどいかも…」という方は、日程を少しずらすのがいちばんの裏ワザです。
混雑回避日程ランキング（2026年版の目安）
| 順位 | 日程の目安 | 混雑レベル | ポイント |
| 1位 | 1月4日以降の平日 | ★☆☆☆〜★★☆☆ | 一気に人出が落ち着きます。朝〜昼間でも比較的ゆったり参拝しやすいですよ。 |
| 2位 | 年内参拝（12月29日〜31日午前） | ★★☆☆ | いわゆる「幸先詣（さいさきもうで）」。三が日のごった返しを避けたい方に人気です。午前中を選ぶとさらにスムーズ。 |
| 3位 | 1月2週目以降の土日 | ★★☆☆〜★★★☆ | 三が日ほどではありませんが、やはり休日は人が増えます。朝一番（開門直後）を狙うのがコツです。 |
また、コロナ禍以降は明治神宮を含め、多くの神社で「分散参拝」が推奨されています。
松の内（関東ではおおむね1月7日ごろまで）にお参りすれば十分ご利益がありますので、「三が日に行かなきゃ」というプレッシャーは、そっと手放してしまって大丈夫です。
アクセス混雑と、当日の動き方のコツ
駅周辺は「案内に従う」が正解！
初詣期間中は、最寄り駅や参道周辺でかなり細かい規制が入ります。
- 利用が多い駅： JR原宿駅・代々木駅、東京メトロ明治神宮前駅など
- これらの駅では、初詣客専用の出口・一方通行ルートが設けられ、普段とは違う動線になることがあります。
「なんとなく人の流れについて行けば大丈夫かな？」と思っていると、つもりより遠回りになることもあるので、駅構内や歩道の案内表示、警察・誘導スタッフの指示には必ず従ってくださいね。
車より「公共交通機関一択」が安心
初詣期間中は、原宿・代々木・北参道エリア一帯で大規模な交通規制がかかり、周辺道路もかなり渋滞します。
- 明治神宮にも駐車場はありますが、初詣シーズンはほぼ満車状態と考えておいた方がよいです。
- タクシーでの乗り入れも、周辺規制のため想像以上に時間がかかることがあります。
そのため、初詣時期だけは「電車で行く」が一番ストレスの少ない選択肢です。
この時期だけの楽しみ＆ちょこっと裏ワザ
せっかくの2026年初詣、混雑を避けつつ少しでも快適に楽しみたいですよね。ここからは、ちょっとした工夫ポイントをご紹介します。
狙い目の参道入口
明治神宮には、原宿口（南口）・代々木口（北口）・参宮橋口（西口）の3つの入口があります。
- 一番メジャーで混みがちなのが、原宿駅からすぐの「原宿口」。
- 少し歩く余裕があれば、「参宮橋口」は比較的落ち着いていることが多く“穴場入口”と言われています。
人混みが苦手な方は、電車の乗換え時間が許す範囲で、あえて参宮橋駅からのルートも検討してみてください。
屋台や授与所を楽しむタイミング
境内では、お守り授与所や軽食屋台なども三が日を中心に賑わいます。ただし、お参り前にあれこれ寄ってしまうと、行列のピークに巻き込まれがちです。
- まずは本殿参拝を済ませる
- そのあとで屋台や授与所、おみくじを楽しむ
という順番を意識すると、動き方がスムーズになりますよ。
まとめ
最後に、2026年の明治神宮 初詣攻略ポイントをぎゅっと整理します。
- 三が日は1月1〜3日すべて「大混雑」。特に9:00〜16:00は最大ピーク。
- どうしても三が日に行くなら、元日の早朝（6:00前後）か、2・3日の朝／夕方16:30〜17:00ごろが比較的スムーズ。
- 絶対に混雑を避けたい場合は、1月4日以降の平日か、年内（12月29〜31日午前）の幸先詣がおすすめ。
- アクセスは公共交通機関が基本。駅構内や参道での誘導に素直に従うのがいちばんの近道。
- 開門・閉門時間や交通規制は、毎年内容が変わることがあります。お出かけ直前に必ず公式サイトで最新情報をご確認ください。
2026年の初詣が、安全で、そしてできるだけ心穏やかなひとときになりますように。この記事が、予定を立てるときのお供になればうれしいです。