この記事では、行政書士試験の勉強中にモチベーションを維持するための具体的な方法をご紹介します。
長期間の学習は、やる気の低下を招きがちですが、この記事を読むことで、そのような状況を乗り越え、効率的に学習を続けるためのヒントが得られるでしょう。
勉強のモチベーションを上げるために実践したこと
今、行政書士試験の勉強をしている方は、長期的な計画で勉強をしていますよね。
長い期間勉強している場合、そろそろ勉強のモチベーションが上がらなくてやる気を出すのに苦労している方もいるんじゃないかなと思います。
そこで、僕が行政書士試験の勉強をしている時にモチベーションを上げたり維持するために意識していたことについてご紹介したいと思います。
勉強のペースをこまめに調節する
モチベーションが上がらない原因の1つに、勉強のペースがハイペースになりすぎて、日常生活との兼ね合いで無理をしている可能性が結構あると思います。
特に日中仕事をして帰ってきて夜勉強している社会人とか、育児をしながら勉強している方というのは、そもそも1日の中で勉強に割ける時間が限りがあるので、勉強時間を増やすために睡眠時間を削って無理をしている方も結構多いと思います。
仕事とか育児で心身ともに疲れてくると、だんだんやる気も下がってしまいます。
そしたら勉強に対する熱も落ちてきますし、モチベーションが下がったり勉強したくないって思ったりと、そういう気分になりがちです。
僕は普段であれば12時とか1時に寝るところを2時とか3時ぐらいまで勉強して、それから朝起きて仕事に行っていましたね。
それが蓄積していくと、やっぱりどうしても疲れてくるので、そういう時に無理しても結局継続することが難しいから、やる気が起きない時は僕は無理せずにとりあえず1時間だけ勉強するといった勉強のペースを調整していました。
僕は基本的に1日2時間から3時間ぐらい勉強時間に割いていました。
でも、最初取り掛かりの時にこれから2時間3時間勉強しないといけないのかってなると気持ちが入らないということも多くなります。
そういう時はとりあえず1時間だけ勉強しようと決めて、勉強に取り組むと1時間だったらちょっとやっていたらすぐ終わるじゃないですか。
1時間って結構あっという間に過ぎるので、目の前にゴールが見えている分なんとかその日の勉強を乗り切ることができたんですよね。
最初やる気が起きなくても、勉強していくうちにいつの間にか集中していて、気づいたら2時間経っていたということも全然あるので、僕の場合は1時間やっていましたけど、30分とか15分とかでもいいので、短い時間だけでもいいからなんとかその日勉強するという流れに持っていくのが大事だなと思いました。
勉強はやっぱりなるべく毎日継続した方がいいので、勉強時間を減らしてでも勉強する習慣は切らさないことがいいと思います。
1日でもやる気がないからもう今日は勉強をやめようって思うと、どうしてもサボり癖がついてしまうので、また次の日、またその次の日もやる気が起きないってなったら、また明日からやろうってなるとどんどんどんどん先伸ばしにしてしまいます。
とりあえず時間を減らしてでも勉強する習慣は切らさないようにしましょう。
ちなみに体調が優れない時とか熱が出たりとか体がだるいとかそういう時は、無理に勉強するよりは早く体調を回復させた方がいいので、そういう時は思いっきり休むことも大切なんじゃないかなと思います。
体調が優れない時に無理に勉強してしまうともっと体調が悪化してしまう可能性があるので、そしたら勉強できない期間がどんどんどんどん長引いてしまうので、そういう時は思いっきり休みましょう。
短期的なご褒美を用意する
2つ目は、短期的なご褒美を用意する。
勉強を長い間していると無意識に勉強が作業化してしまういます。
試験合格という大きな目標を持つことはすごい大事なんですけど、いくら合格のために勉強しなければならないと思っていても、長期的な勉強計画は、無意識に作業化してしまい、勉強に対するやる気も落ちてしまいがちになります。
そこで定期的に勉強の後に好きなことをすることを決めて、ご褒美目的で勉強を無理なく継続するということをしていました。
僕の場合は、1週間とりあえず勉強を継続したら、その週に放送された気になるアニメなどを一気にしていましたね。
なのでこの1週間乗り切ったら、その1週間に放送された好きなアニメを見る、といったように短期的な目標を立てて勉強に対するモチベーションを維持していました。
遠い先の試験合格という目的を持つことも大事なんですけど、その目的を持ちつつアニメ鑑賞を1週間勉強頑張る動機としてやっていました。
ご褒美の積み重ねによって最終的に試験合格という目的を叶えられるようにしておくと、モチベーションを無理せず維持しながら長期的に勉強を継続できるんじゃないかなと思います。
皆さん、勉強のために趣味とか我慢されている方たくさんいると思うんですよ。
でもずっとやりたいこととか好きなことを我慢していると、いくら試験に合格するという目標を持っていてもどうしても気持ちがだれたりとかするので、そういった時は思いっきり自分の好きなこととか我慢していたことというのをやってみるのもありかなと思います。
ある程度制限を設けてあげるということが、いいバランスで勉強に対する熱を切らさずに好きなことができるということでいいんじゃないかなと思います。
合格した後のことを定期的に妄想する
3つ目が、合格した後のことを定期的に妄想していました。
勉強のやる気を上げるために効果的なのは、勉強をやる意味を思い浮かべることだと思います。
なぜ自分はこんな辛い思いをしてまで勉強しているのかということを考えることで、勉強をポジティブに能動的に行えるようになるのがいい点かなと思います。
合格した後に行政書士の資格をどうやって活用するのかというのを具体的にイメージして勉強すると、そのために勉強しようって前向きになるじゃないですか。
その前向きな姿勢、ポジティブな思考というのは、やっぱり勉強のやる気を切らさない上でもとても大事なことだと思います。
僕の場合は、行政書士試験に合格して事務所を開業した後にどういった仕事をしようかなとか、行政書士の資格を使ってどうやってお金をたくさん稼ごうかなということをずっと妄想していました。
なので、よし行政書士に受かったら行政書士の資格で年収1000万稼ぐぞとか、そういった気持ちが上がるようなことを考えてやっていましたね。
やはりモチベーションを上げるためには、勉強を作業化とか義務化させないことが大事で、作業とか義務のように自分に課してしまうとネガティブな思考が働いてしまってやる気に影響してしまいます。
勉強に対してネガティブな思考を働かせるのではなくて、ポジティブな思考を働かせることで、きついことや辛いこと、あとは勉強めんどくさいといったマイナスなイメージを払拭することができます。
そういったマイナスなイメージを持たせないように常にポジティブな思考で勉強に向き合うことが大切なんじゃないかなと思います。
行政書士試験を受ける以上、なぜ行政書士の資格に挑戦しているのかというのは皆さんそれぞれ理由があると思うので、その理由を改めて考えてみて、試験の勉強を頑張る動機として認識することで、やる気が少しずつ上がってくるんじゃないかなと思います。
まとめ
行政書士試験の勉強でモチベーションが落ちた時に実践していたことや、モチベーションを維持するために意識していたことは主に以下の3点です。
- やる気や体調に応じて、勉強のペースを調整し、無理なく継続できる範囲で取り組むこと。
- 試験合格という大きな目標に加え、短期的なご褒美や目標を設定し、日々の学習意欲を保つこと。
- 合格後の具体的な未来を想像し、ポジティブな気持ちで勉強に臨むこと。
やる気を維持するのは難しいですが、特に独学で頑張っている方は、さまざまな誘惑と向き合わなければなりません。
自分なりにやる気が起こるポイントを見つけ、それを的確に抑えることが大切です。
無理に勉強を継続しても、勉強効率が悪くなる可能性が高いので、勉強に対する無理の程度を抑えることが特に重要だと考えます。
勉強のモチベーションが上がらずに困っている方は、今回ご紹介した3つの方法を参考に、自分なりのやる気が起こる方法を探してみてください。