今回は、行政書士の独立開業前に行政書士事務所で勤務した方がいいのかについて、説明したいと思います。
行政書士法人に4年以上勤務していたんですが、結論から言うと、独立後の売上に直結するような人脈やスキルなどがない方は、勤務することをお勧めします。
行独立後に初めて業界について知るというのをできるだけ減らすというのが、独立後の成功のポイントかなと思うからです。
行政書士の独立開業と勤務経験
行政書士は合格していきなり独立する人が多いです。
行政書士事務所や行政書士法人の募集が少なく、独立せざるを得ない人が多いです。
自分がしたい専門分野、建設業とか在留申請とかをやっている事務所からの募集がないということも多かったり、自分の年齢とかキャリアとかを考えた時に、実際問題として採用されないんじゃないかなという気持ちとかもあったりして、独立する人が多いです。
とはいえ、いきなり独立に踏み切る前に、まずはその周辺業界で実務に触れてみることが大切だと思います。
例えば建設業許可だったら建設業界の何らかの仕事、というのをしてみるということが大事かなと思います。
というのは、やっぱり合う合わないというのがありますし、試しにやってみて、やっぱり違うのやってみたいなって思う方がいいかなと。
独立してからだと合わないと思ったり、これやるの嫌だなとか、ちょっと売上に直結するのがイメージできないから苦しくなりそうだなと思ってやめると、そこから違う分野のことをすると、それまでお金や時間をかなり費やしてしまっている分、再出発が難しくなると思います。
最終的には資金が尽きて廃業ということにもなりかねません。
次でパッと成功すればいいんですけれど、また一から人脈を築くという場合とかもあると思うんで、まずは試しにやってみるということが重要かなと思います。
独立開業のための経験の積み方
ちょっと極端ですけれど、建設業界のある書類のある部分だけを5年、6年、7年、ずっとある1ページだけを作り続けるとか、ずっと同じ役割してる場合だと、意味がないかなと思います。
色々な部署とか色々な役割をすることによって、その業界全体のことを知ることができると思います。
ずっと同じ役割ばっかりしてるんだったら、もうまた転職するとか、独立してしまうとか、というのを考えた方がいいかなと思います。
ゴールから逆算する思考の重要性
ゴールから逆算することが重要だと思います。
でもそれは簡単なようでとても難しいです。
例えば行政書士試験受かったものの、行政書士ってなかなか食えないし、食えないって聞くし、一旦就職しといた方がいいんじゃない、って周りからも言われてとりあえず業界に入ってみる。
だけど、入ってみて数年も経てば待遇給与なんかも安定して、このままでいいやとなって。
周りとか親族とかもその方が安定してるからいいよって言われて、独立開業する気を全く無くしてしまう。ということもあると思います。
キャリアの見直しと選択肢
途中で気持ちが変わるのも全然ありだと思います。
ずっとそこに勤めていくということとか、そこで管理職とか目指すということとか、もしくは違う業界をやっぱりやってみたいって思う。
やっぱりいきなり独立しちゃうと、さっき言った通りかなりリスクを伴うと思います。
キャリアを見直すということも、見つめ直すってこともすごく重要で、例えば銀行員で相続業界とかの部署に関わってた部署の経験があると、どういう風に相続の手続きをしてどういう風に紹介を得るかとか、色々なことがわかると思います。
そしたら、いきなり独立するってのもありですし、独立しちゃダメみたいな規約とかがあるかもしれないですけれど、それはありです。
ただ、銀行員というキャリアはあるものの、許認可とか相続とか民事法務とかと全く関係ないことをずっとやってきた場合、一旦業界のところに一回就職してみたり、事務所に勤務してみるということが必要だと思います。
自分のキャリアを見つめ直して、その上で業界のこと分かってないとか、売上に直結するのがイメージできないというんだったら、事務所とかその業界とかに就職することが重要かなと思います。
独立じゃなくて、独立して成功することが目標だと思うんで、そうするとやっぱ業界や業務の事前の確認やリサーチは大切だと思います。
まとめ
- 独立後の売上を意識し、人脈やスキルがない場合は行政書士事務所での勤務を検討しましょう。
- 独立前に業界の知識や実務経験を積むことで、独立後の成功確率を高められます。
- 単一業務だけでなく、多様な役割を経験して業界全体を理解することが重要です。
- 自身のキャリアを振り返り、独立後の目標達成に繋がる選択をしましょう。
今回の話を聞いて、改めて行政書士として独立して成功するためには、計画的なキャリア形成が大切だと感じました。
いきなり独立ありきで飛び込むのではなく、自身のスキルや経験、そして目指すゴールから逆算して、最適なステップを踏むことが重要です。
自分自身の経験を振り返ってみても、やはり事務所での勤務経験が今の仕事に活きている部分が多くあると思います。