いよいよ7月に入り、2025年度の試験対策も佳境を迎えています。
この時期にどのような学習を進めるべきか、具体的なスケジュールと学習アドバイスを詳しくお話しします。
この記事では、7月に意識すべき学習のポイントや、夏休みを効果的に活用するためのヒントを紹介しています。試験本番に向けて、着実に実力を伸ばすための参考にしてください。
全体スケジュールの確認と現状
私だけかもしれませんけども、月日があっという間に過ぎていくという感じがしています。7月ということなので、この時期にやっておくべきこと、これを見ていきたいと思います。
まずは全体スケジュールの確認です。過去問講座や演習アウトプットの最終時期に入ってきたかなというところではあります。
ただ、これは人によってスケジュール感というのは多少違いますので、まだまだインプットが残っているという方は、かなり早めにやってもらわないと困ると思いますが、まだ挽回は効くと思いますので、ぜひやっていただければと思います。
全体のスケジュール感というのは皆さん共通ですからね、しっかりと見てやっておいてください。
演習を中心とした学習の進め方
スケジュールの内容としましては、一通りの学習を終えて演習を軸に問題集の往復をする時期ということで、これはある程度インプットが終わったら、とにかく回していくということです。
問題集とテキストを回す。もうぐるぐるぐるぐる、往復をしていく時期になってます。
もし基礎知識のインプットがまだ不十分という方も、同時並行でやっていかないと間に合わないと思いますので、ぜひその部分はしっかりとやってください。
今月の学習アドバイス
本試験までの残り期間とスケジュールの意識
そして本試験まで残り4ヶ月ということですので、あと4ヶ月、スケジュールを確認しておいてください。
7月になってくると、8月の夏休みのところがある方は、あとは9月のシルバーウィークというのもあったと思いますので、休みの部分も少し意識して、そこら辺で何かやりたいとか、あとは模擬試験です。
模擬試験も大事かなと思いますので、この時期に模擬試験をやろうとか、そういったスケジュール感というのをそろそろ持っておく必要があるかなと思います。
もちろん、模擬試験も始めてもいいかなとは思いますけれども、ぜひスケジュールというのを大事に確認をしておいてください。
嫌だなという方もいるかもしれませんが、やっぱり仕事と同じなので、納期とか工期が決まってない仕事ってあんまりないと思うんです。
小説を書くとか絵を描くとかいう人は違うかもしれませんが、通常の仕事というのは納期とか工期が決まっていると思いますので、それと全く一緒です。
必ず11月の日曜日に本試験はやってきます。やってきますので、そこまでにこれをやっておくということをしっかりとスケジュールに落とし込む。これ大事なので、しっかりと見ておいてください。いいですね。
演習量を増やし、得意・不得意分野を把握する
今月のアドバイスとして、演習量を増やしましょう。
たまにですが、勉強をしていく中で演習をやらないという方がたまにいるんです。
もちろんその人なりの理屈があってそういう話かなとは思うんですけれども、やっぱり基本的には問題を解くという形で知識の確認をした方が、一般的にいいという風に言われてます。
学習をしていく時にただテキストを読んで学習したチームと、学習をした後に小テストを入れていったチームというので調べるという論文があるんですけども、これやっぱり小テスト入れた方が覚えがいいんです。
なので、どっちにしても覚えなきゃいけないんですけれども、テキストばかりやって覚えるんじゃなくて、演習をやることによってテキストを覚えていく、知識をインプットしていく。
アウトプットとインプットというのは、実はアウトプットしながらインプットしていくという形の方が、一番定着率が高いかなと個人的には思いますので、ぜひ問題の演習量を増やしていただきたいと思います。
その中で、得意分野と不得意分野を意識するということが結構大事かなと思います。
結局のところ、勉強していくと、全部が全部、何でもいいですがA、B、C、D、Eとか分野があると、Aは90%の出来、Bが80%の出来、Cが90%の出来、Dが50%、Eが40%とかという風に、分野によって出来高にばらつきって出るんです。
これ必ずです。それはもう科目でも同じことです。科目でもばらつきが出ます。
例えば戦略的に基礎法学だとか、例えば商法だとかいうのは、あまり完成度が高くなくてもいいなという風に最初から考えているような科目は、それでいいんですけど。
例えば行政法と民法だと、どうしても行政法やってて民法の出来がいまいち良くないとか、あとは民法の中でも捜索はよくできるんだけれども、不法行為だとか後ろの方になってくるとちょっと怪しくなってる。
そういった出来というのは人間なのでどうしてもできます。でもこの出来を放っておいてしまうと、やっぱりそこは穴になるんです。
もちろん優先順位が高い順からどんどんやっていただきたいんですけれども、テキストで言えばAランクとかそういうものをしっかりやっていくことになってくるんですが、その中でも自分で問題やっていくと、Aはもうある程度やっただろう。Bもやっただろう。Cもやっただろう。
でもDとEに関してはもっともっと頑張って、この問題とテキストの往復をやって、インプットアウトプットを重ねて完成度を上げなきゃいけないなっていう風に見えてきますので、そういったことを意識していただくといいかなと思います。
夏季休暇の有効活用
最後に、夏休みを有効活用するために、書かなくてもいいことでしょうけれども、まずは皆さん受験生であることを意識してくださいね。
夏休みと書いていますからね。休みたい気持ちもありますけれども、受験生ですからね。そこはやっぱりちょっとグッとこらえていただいて。
もう1つは、休みは意外に長くないですよね。社会人は特にそうですが、休みと言っても学生さんと違って1ヶ月半とかそういう風に休むことはなかなかありませんので、休みは長くないです。例えば1週間とか、10日とか、そんなもんだと思いますよね。
なのでしっかり休みは長くないということは、要するに計画的にですよ。意識して計画的に過ごすことが大事だと思いますので、ぜひこの夏を有効に使っていただくということを意識していただければと思います。いいですかね?
まとめ
- 2025年度試験対策は7月に入り、演習のアウトプットが最終時期に。
- 一通りの学習を終えたら、問題集とテキストを繰り返し学習する。
- 本試験までの残り4ヶ月のスケジュールを立て、模擬試験も検討する。
- 演習量を増やし、アウトプットを通じて知識の定着を図る。
- 得意分野と不得意分野を明確にし、苦手分野の克服に注力する。
今回は、7月の学習スケジュールについて話ししました。
夏休みに入る前にこの話をしておかないと、なかなか夏休みの計画って今から立てておかないといけないと思います。
ご褒美をあげたりする時間も必要だと思いますので、それも含めて夏休みがある方はその計画をしっかりと立てていただいて、あとは演習量を増やすということを意識して頑張っていただければと思います。